ディオリッシモに魅せられて♪
2009年 12月 11日
久しぶりにディオリッシモの香りに出会い30年前を懐かしく思い出しました。
クリスチャンディオールのディオリッシモはフローラルノートの傑作といえる作品です。
スズランの香りが基調でというよりスズランそのものという位大胆に配合しています。
このての香水は日本人には向いていないので滅多に出会えない香りです。
東京駅の北口大丸前のエントランスを歩いていたらディオリッシモが通りすぎて行きました。
思わず追いかけてしまったのは憧れの人の香りだったからです。
香水の学校に通っていた時の憧れの先生はフロアじゅうにディオリッシモを残していく花の精でした。
ディオリッシモのコピーが創れるまで七年の歳月を要しました。
ディオリッシモは誤魔化しのきかないレシピで今でもその処方は宝物です。
一つの香水を組み立てるのに大体300から400種類の香料を使います。
サイクラメンアルデヒドというメロンの蒼い香りがスズランとともにキーになるのですが、0コンマの配合で香調が変わってしまうので失敗の連続でした。
香料の配合の妙は多さではないところが面白いです。また山羊の糞のような悪臭に近い香料も大事です。
香水はまるで一人の人間のようで、いいところと悪いところを併せ持って完成する人格のようなところがあります。
自分の香水に出会ってますか?
クリスチャンディオールのディオリッシモはフローラルノートの傑作といえる作品です。
スズランの香りが基調でというよりスズランそのものという位大胆に配合しています。
このての香水は日本人には向いていないので滅多に出会えない香りです。
東京駅の北口大丸前のエントランスを歩いていたらディオリッシモが通りすぎて行きました。
思わず追いかけてしまったのは憧れの人の香りだったからです。
香水の学校に通っていた時の憧れの先生はフロアじゅうにディオリッシモを残していく花の精でした。
ディオリッシモのコピーが創れるまで七年の歳月を要しました。
ディオリッシモは誤魔化しのきかないレシピで今でもその処方は宝物です。
一つの香水を組み立てるのに大体300から400種類の香料を使います。
サイクラメンアルデヒドというメロンの蒼い香りがスズランとともにキーになるのですが、0コンマの配合で香調が変わってしまうので失敗の連続でした。
香料の配合の妙は多さではないところが面白いです。また山羊の糞のような悪臭に近い香料も大事です。
香水はまるで一人の人間のようで、いいところと悪いところを併せ持って完成する人格のようなところがあります。
自分の香水に出会ってますか?
by mash-cosme
| 2009-12-11 19:22
|
Comments(0)